ナスカ展 |
歯医者の帰りに上野公園に行くと、かなりひどいキャッチコピーの看板が目に入った。 何がナー、スカッとすると言うのだ。 さらに、”世界の7不思議”の次の不思議だと主張しているのもずうずうしい。 でも気ままなおじさんにとっては大好きな感じのジョークなのでこれが国立科学博物館のやることかとは思いながらも入ってしまった。

ナスカの地上絵が、上空から見るために描かれたことは間違いなさそうだ。 問題はそこからである。一説には熱気球を使って、古代ナスカ人が天空に上り、上空から眺めたのではないかとも言われるが、彼らが人間の目を楽しませるためだけにこのような正確な幾何学模様を描く必然性があったんだろうか? ナスカの地上絵は古代の宇宙飛行士のために描かれた“滑走路”だったと主張する学者もいるという。
何にもスカッとしなかったが、古代のナスカ人たちの生活様式や、自然崇拝などを物語る多数の出土品や文化遺産が楽しめた。
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シマウマの縞模様 |

動物園でシマウマを真正面から写真に撮って見ました。 ほぼ完全な左右対称ですね。それでも顔の真ん中を良く見ると多少のみだれが見えます。 それにしてもどうしてこんなに綺麗に縞がプリントされるのでしょうか? これは白字に黒なのか、はたまた黒地に白い縞なのでしょうか? あんまり考えないほうが良いのかも。。。。
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サツキとツツジ |
家内と買い物に出たら「さつき展」というのをやっていた。展示されているのはすべて鉢植えで、盆栽風に手入れされた立派なものばかりだったが、はたと思ったのは「サツキとツツジとではどう違うのか?」ということだ。 花びらや葉っぱを見る限りではほとんど差異はない。しかし「ツツジの鉢植え」とか「ツツジの盆栽」とかはあまり聞かない。 どっちにしろ同じ仲間なのだろう。
 ここまで育てるのには10年ぐらいかかるそうだ。
 サツキは一つ幹から異なる色の花を育てることができるようだ。右の写真は左の写真の花の部分を拡大したものだ。 また、サツキには花びらが丸くて角張っていないものや、逆に細くてハタキの先のようなものまであって変化に富んでいるようだ。 サツキとツツジの明確な違いの分かる人が居たら教えてほしいものだ。
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20年前の香港、湾仔の裏通りへタイムスリップ |


ここは何処?
詰めた虫歯が痛み出し、サラリーマン時代からかかりつけの築地の歯医者に通うことになってしまった。 治療を終えて、ぶらぶらと浜松町のほうに歩いているうちに日の出桟橋に来てしまった。そこから水上バスでお台場に着くとそこは一大レジャーランドだ。 デックス東京ビーチにある「台場小香港」。まるで20年ぐらい前の香港、湾仔の裏通りの紅灯の巷へさまよいこんでしまったような感じだ。
 ここは香港に11店舗をかまえる「鴻星海鮮酒家」の日本支店だ。 サラリーマン時代、香港支社の入っているビルの一階にこのレストランの本店があった。オコゼのカラ揚げとニンニク炒めが絶品で、仲間と何度も食べに行ったところだ。懐かしさに店の中をのぞいてみたら、ランチタイムも終わった頃でそんなに人は入っていなかったが、ディナーの時間にはきっと込み合うことだろう。
ちょっとの時間だったがタイムスリップして香港にテレポーテーションされた気分であった。
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伊奈のバラ園は今が真っ盛り |
今年も行って来ました。 ”伊奈のバラ園”。 バラ園の案内板や伊奈町のHPには約180種とありますが実際はもう少し多いようです。案内板も3箇所設置され新しいバラの名前のプレートも分かりやすい表記になり、とても楽しめるものになりました。
 その名も ”聖歌” 素晴らしい。
以下は日英のロイヤル・ファミリーの名前の付いたバラを紹介しましょう。 (ちょっと大きいサムネイルですがクリックしてみてください。)
 プリンセス・ミチコ プリンセス・アイコ
 クイーン・エリザベス プリンセス・ダイアナ
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気ままなおじさんの昆虫記 その3 |
我家のボケ(私のことではありません)の木にアブラムシを求めて幾種類ものテントウムシが集まっています。写真が大分溜まったのでネットで調べてみました。
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a> 3 4
 5 6 上の1から5はすべて ナミテントウ と呼ばれます。とてもファッショナブルで、黒地に赤星タイプの星の数はどうやら偶数がお決まりのようです。そしてよく見ると左右対称です。1と2は同じようでも赤い紋の形が異なります。4と5のような赤地に黒星は紅型と呼ばれます。6はナナホシテントウです。普通テントウムシといえばこれですね。
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 9 7は交尾中のナミテントウです。 8はナミテントウの幼虫 9はサナギです。
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別荘へ遊びに来ませんか |
陽気もよくなりました。 皆さん、おそろいで別荘へ遊びに来ませんか? 今はポピーですが、バラの花もそろそろ咲き競う時期です。
 お待ちしております
 旧古河庭園にて
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都電荒川線に乗る |
早稲田大学の裏にあるリーがロイヤルホテルで同窓会をやるというので、王子駅から都電荒川線に乗って昔を偲んでみた。 車両は近代化されて多少情緒は薄らいではいるが、庚申塚と雑司が谷などの懐かしい駅名を聞きながらの30分の旅であった。

庚申塚付近で三ノ輪行きとすれ違う。
 面影橋で降りてそこから早稲田駅までは歩いてみた。橋の下を神田川が静かに流れている。
<三角のしるしをクリックすると動画が楽しめます。
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浦和くらしの博物館民家園 |
久しぶりにお日様が出てくれたので、例によってカメラをぶら下げてちょっと出かけてきた。 行く先は見沼の方面だ。
浦和くらしの博物館民家園は、市内に伝わる伝統的な建造物を移築復原し、その保存をはかり、あわせて過去の生産,生活用具を中心とした民俗資料を収集・保存し,これらを展示公開している野外博物館です。 また、この土地は享保13年[1728]に開かれた見沼田んぼのほぼ中央にあります。 見沼にはかずかずの伝説が伝えられ、また周辺には多くの文化財があります。(以上 さいたま市のホームページより抜粋)
 見沼の田園風景によく溶け込んでます。
 こんなきれいな花が咲いてました。 赤花夕化粧 と言うのだそうだ。
 タンポポには蝶がとまっていた。
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GWは遠出をせずに読書三昧 |
ゴールデンウイークはどこへ行っても混んでいるだろうと思って読書三昧してみた。 「ウルトラ・ダラー」に引き続いて、やはり今評判のベストセラー 「国家の品格」と、ちょっと古いが「戦後六十年の大ウソ」を読んでみた。

どちらの本も 「いまや、日本人は世界で最もアイデンティティーをなくしてしまった民族なのではないだろうか? 日本は有史以来の最大の困難にある。 今こそ、我々は誇りと自信を取り戻さねばならないときではないだろうか? そのためには、我々は何をなすべきか?」 と言うことをそれぞれの著者の立場で説いているが、バックグラウンドの違いから大分論点が異なるのは当然か。 「国家の品格」では 「国土の美しさ」「武士道の精神」がキーワードであり、「戦後六十年の大ウソ」では 「靖国問題」「A級戦犯」「東京裁判」「憲法改正」などがキーワードとなっている。 私にとっては後者のほうが読み応えがあった。
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気ままなおじさんの昆虫記 PART2 |
大宮花の丘公園で見つけた昆虫の写真です。昆虫記と言うからには多少は虫の説明をしなければなるまい。すべてネットからの受け売りだが勘弁してもらいたい。
 ナナホシテントウ Coccinella septempunctata
アフリカ、ヨーロッパ、アジアまで広く分布する代表的なテントウムシ。体長8mmほどで、翅は赤く、和名のとおり7つの黒い紋がある。個体間で模様の変異はない。アブラムシやハダニを食べるが、餌不足に陥った幼虫は共食いをすることもある。
 ナミテントウ Harmonia axyridis
アジアに広く分布し、ナナホシテントウと並ぶ代表的な種類。体長7mmほど。ナナホシテントウとはちがい、黒地に赤星2ヶは二紋型、黒地に赤星4ヶは四紋型、黒地にそれ以上赤星があるものははん紋型、赤地に黒星は紅型。ナミテントウはこの4タイプに分類され、アブラムシを捕食する。
 これもナミテントウの変形です。 赤地に黒星は紅型と分類されるのだそうです。では、どのようにしてこの模様が決まるのでしょうか? それは・・・上記の4タイプの模様の違う両親から生まれた子は両親の模様を重ね合わせた子どもになるそうです。
 ハマナスの花の雌しべ(雄しべかな?)につかまって何をしているのでしょう。イナゴ(だと思いますが。。。。。)
 この花の名前が解らないのですが。。。。。オオイヌノフグリに良く似た色と形ですがもっと大きいです。
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大宮花の丘公園 |
今日もまたお天気に誘われて(気ままなおじさんの常套手段だ)”大宮花の丘公園”にひとりで愛用のカメラをお供に出かけてみた。園内は自然があふれ、花畑が一望できる“花の丘”や水遊びができる“親水広場”などがある。菜の花やチューリップが終わってしまい、ツツジとハナミズキ、芝桜、ハマナスなどがまばらに咲いているだけだったが、GWの中日とあってたくさんの家族連れでにぎわっていた。秋にはサルビアやコスモスなどが咲き、四季折々の景観が楽しめるところだ。
 ハマナスの垣根越しにツツジの丘を眺める。

芝桜が半円形に植えられている。 広くは無いが広角で下からあおるように撮ってみた。
 芝桜をバックにハナミズキの小枝を100mmマクロで撮る。
 もう咲き終わってしまった菜の花畑にポツンポツンとポピーが咲いている。
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「ウルトラ・ダラー」を読んで |

元NHKワシントン支局長の手嶋龍一の書いた小説「ウルトラ・ダラー」が評判になっているので早速読んでみた。ここでストーリーを紹介するつもりは無いので率直な感想だけを書くのに留めたい。
1.手嶋さんがNHKを退社していたとは全く知らなかった。たしか9.11テロの時によくTVに顔を出していたと思うが、風貌は何処かお公家さんぽいとこがあってこのような小説を書くイメージではなかった。(失礼かな)
2.浮世絵、篠笛、競馬、車、料理その他ストーリー展開に小道具的にとりあつかわれているものがやたらに高尚なものばかりで、著者の薀蓄の深さをひけらかしているようでちょっと嫌味である。
3.登場人物、特に女性があまりにもスーパー・ウーマンとして描かれている感がする。 高遠希恵-内閣官房副長官、槙原麻子-篠笛のお師匠、オリアナ・ファルコーネ-米国シークレット・サービス長官などすべて洗練された容姿、毅然たる仕事ぶり、それでいて女性としての溢れるような魅力。 こんな人はざらにはいないであろう。
4.ストーリーの運びに 2で書いた小道具がやたらに出てきてテンポが狂う。 また、登場人物たちの会話にも冗長な暗喩や比喩が多くて緊迫感を損ねている。
5.悪口ばかり書いたが、さすがに一流ジャーナリストとしての豊富な経験や取材で積み上げた材料が生かされた小説だと思う。
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館林つつじヶ丘公園 |
館林つつじヶ丘公園に行ってきました。連休の合間の平日とは言え50台を超える大型観光バスで大勢の(大半はシニア)観光客が来ていた。
ツツジを漢字で 「躑躅」 とかくのはどういう由来に基づくのでしょうか? 答えは以下のとおりです。 中国で毒性のあるツツジを羊が誤って食べたところ、足ぶみしてもがき、うずくまってしまったと伝えられています。このようになることを躑躅(てきちょく)と言う漢字で表しています。従って、中国ではツツジの名に躑躅を当て、日本へもその中国で使われていた名称躑躅が入って、つつじと読むようになったと考えられています。

つつじが岡を代表する本霧島ツツジ(奥)と大紫(手前)です。 とにかく圧倒される量のツツジだ。

オオヤマツツジ系の「飛鳥川」と言うらしい。直射日光に輝くひとつひとつの花がとても美しい。

空間を入れて八重霧島をオブジェ風に撮って見た
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